モダンでも相殺を使おう
2013年6月25日 MTG コメント (2)お気に入り、いわゆるマイフェイバリットは
相殺です。楽しいよね、相殺。
レガシーのデッキは、もちろんカウンタートップ。
なぜなら彼もまた特別なマイフェイバリットだからです。
これ、モダンでも使えないだろうか、と。
現状、師範の占い独楽がないため使われてませんが
一回でも相殺できれば対抗呪文程度の活躍はしたわけで
後はほっといても仕事をしてくれる相殺は
何だかんだで結構強いんじゃないかなーと思うわけです。
しかし完全に運に任せるのは厳しいところ。
どうすれば相殺を活かせるかを考えてみました。
パッと思いつくところはこんなところですかね。
・ライブラリー操作を用い、デッキトップのコストを調整する
・デッキのコストバランスを考え、消せる確率を上げる
・バウンスを搭載し、相手が呪文を唱える回数を増やしてチャンスを増やす
これがレガシーのデッキなら
一つ目は独楽や神ジェイス、渦まく知識のようなカードを使用。
二つ目は1~2マナの低コストを中心に3マナを少し積み、それ以上はほとんど積みません。
大体1マナと2マナを12~16枚、3マナを4~6枚搭載して、あとはお好み。
三つ目は気にしたことないです。
という感じになります。
これらの要素のうち、もっとも重要なのはやっぱり一つ目。
CT系のデッキを組む際は、まずこの一つ目ありきだと思います。
実際に独楽も神もブレストもないモダンでは、相殺が使われていません。
しかしそれは、逆に独楽があればモダンでも使える、ということ。
何度も起動できる、ライブラリの順番を変えられるカードはないだろうか?
ある!あるのだ!
我々はそのカードを知っている!
そう、等時の王笏である。
ライブラリ操作カードを刻印するの?
そんなんばっか積んでも戦えなくね?
ふふふ、あるではないか。オマケでライブラリ操作が付いてくるカード達が。
てことで各要素をモダン視点で考えてみます。
まず一つ目のライブラリ操作。
これを捨てると本気で運ゲー装置になるので、ここは考えどころデス。
ここは占術を持つカードを中心に構成し
さらに等時の王笏で刻印、なんちゃって独楽作戦で行きたいと思います。
そして二つ目の、デッキのマナバランス。
レガシーのように、1マナも2マナも3マナも全部相殺したい!
というのは、現実的ではないので、対象を絞ります。
そこで、土地でないなら必ず相殺できるよう全部同じコストで組もうと思います。
では何マナにするか?もちろん2マナですね。
唱えられる確率が高く、デッキとしてもバランスがよく、そもそも相殺もセプターも2マナという。
てことで土地と2マナのカードのみで構成し、X=2で杯を置かれたら即投了を目指しましょう。
むしろX=1やX=3でこっちが杯を置きたいですね。
マナ・コストを統一することで運ゲー感を緩和し
効果の薄い相手の場合に、相殺をサイドアウトするかどうかが
判断しやすくなるメリットもあります。
あと三つ目のバウンス。レガシーよりかは重要になるこの要素ですが
まぁ適当にバウンスとか差し戻しとか積んどけばいんでない。
なるたけ2マナを戻したいけど、そうするとテンポが取れない上に
それで相殺し損ねると完全に損するだけなのが厳しい。
あれ、この要素気にしなくていいんじゃね。
ここまでが、相殺そのものを運用する上での基本方針。
戦術をどうするか、という話です。
ここからは戦略的な話。色と、デッキタイプをどうするか。
相殺が一番力を発揮するのは、全て相殺する!という
ガチガチのコントロールとしてよりも
ソフトロック的な扱いをしたときだと思うんですよね。
ちょっと時間を稼いで貰う程度の。そして、その間にいかに勝つか。
そうなると、やっぱりクロックパーミになるのかなぁ。ありきたりですけども。
では色はどうするか?
それを踏まえた上で、今回の主軸でもある占術持ちのカードを見てみませう。
さて、2マナインスタントで占術持ちのカードには何があるかな?
ふむふむ……?
まずマグマの噴流。強い。いいねいいね、赤いいよ。
次!
テル=ジラードの正義。どうしようもない。
次!
卑しめる裁き。戦闘時限定なので、意味ない。
次!
……。
次?
あれ、次は?
うん、実はもうないんだ(マジでか)
ということで、占術刻印して頑張るってのは無理っすね。
セプターでなんちゃって独楽作戦は
マジで「完璧な作戦っスねーっ。不可能だという点に目をつぶればよぉ~」って感じ。
もうこの時点でモチベーションガタガタなんですけど
一応時間の把握みたいなのをたくさん積めば
何とかならないこともないような気がしなくもないかなぁ。
あとは占術の岩床と雪被り土地で、デッキトップが土地の確率を下げていけば。
うん、どうしても相殺の維持というか活かすことに躍起になって
デッキ全体のバランスが崩れていくんだよね。
2マナ縛りはやっぱり無理かな。そもそもセプター使うのが……とは思っても言わない。
もうちょい考えてみよう……。
相殺です。楽しいよね、相殺。
レガシーのデッキは、もちろんカウンタートップ。
なぜなら彼もまた特別なマイフェイバリットだからです。
《相殺/Counterbalance》 UU
エンチャント
対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開してもよい。そうした場合、その呪文の点数で見たマナ・コストが公開されたカードの点数で見たマナ・コストと等しいならば、その呪文を打ち消す。
単体なら運ゲーになるだけだからさ。別に通していいんじゃないかな?
これ、モダンでも使えないだろうか、と。
現状、師範の占い独楽がないため使われてませんが
一回でも相殺できれば対抗呪文程度の活躍はしたわけで
後はほっといても仕事をしてくれる相殺は
何だかんだで結構強いんじゃないかなーと思うわけです。
しかし完全に運に任せるのは厳しいところ。
どうすれば相殺を活かせるかを考えてみました。
パッと思いつくところはこんなところですかね。
・ライブラリー操作を用い、デッキトップのコストを調整する
・デッキのコストバランスを考え、消せる確率を上げる
・バウンスを搭載し、相手が呪文を唱える回数を増やしてチャンスを増やす
これがレガシーのデッキなら
一つ目は独楽や神ジェイス、渦まく知識のようなカードを使用。
二つ目は1~2マナの低コストを中心に3マナを少し積み、それ以上はほとんど積みません。
大体1マナと2マナを12~16枚、3マナを4~6枚搭載して、あとはお好み。
三つ目は気にしたことないです。
という感じになります。
これらの要素のうち、もっとも重要なのはやっぱり一つ目。
CT系のデッキを組む際は、まずこの一つ目ありきだと思います。
実際に独楽も神もブレストもないモダンでは、相殺が使われていません。
しかしそれは、逆に独楽があればモダンでも使える、ということ。
何度も起動できる、ライブラリの順番を変えられるカードはないだろうか?
ある!あるのだ!
我々はそのカードを知っている!
そう、等時の王笏である。
《等時の王笏/Isochron Scepter》 2
アーティファクト
刻印 - 等時の王笏が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札にある点数で見たマナ・コストが2以下のインスタント・カードを1枚、追放してもよい。
2,T:あなたは、その追放されたカードをコピーしてもよい。そうした場合、あなたはそのコピーを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
デッキを組みたいと思わせる魅力があり、かつ強すぎない良カードだよな!
ライブラリ操作カードを刻印するの?
そんなんばっか積んでも戦えなくね?
ふふふ、あるではないか。オマケでライブラリ操作が付いてくるカード達が。
てことで各要素をモダン視点で考えてみます。
まず一つ目のライブラリ操作。
これを捨てると本気で運ゲー装置になるので、ここは考えどころデス。
ここは占術を持つカードを中心に構成し
さらに等時の王笏で刻印、なんちゃって独楽作戦で行きたいと思います。
そして二つ目の、デッキのマナバランス。
レガシーのように、1マナも2マナも3マナも全部相殺したい!
というのは、現実的ではないので、対象を絞ります。
そこで、土地でないなら必ず相殺できるよう全部同じコストで組もうと思います。
では何マナにするか?もちろん2マナですね。
唱えられる確率が高く、デッキとしてもバランスがよく、そもそも相殺もセプターも2マナという。
てことで土地と2マナのカードのみで構成し、X=2で杯を置かれたら即投了を目指しましょう。
むしろX=1やX=3でこっちが杯を置きたいですね。
マナ・コストを統一することで運ゲー感を緩和し
効果の薄い相手の場合に、相殺をサイドアウトするかどうかが
判断しやすくなるメリットもあります。
あと三つ目のバウンス。レガシーよりかは重要になるこの要素ですが
まぁ適当にバウンスとか差し戻しとか積んどけばいんでない。
なるたけ2マナを戻したいけど、そうするとテンポが取れない上に
それで相殺し損ねると完全に損するだけなのが厳しい。
あれ、この要素気にしなくていいんじゃね。
ここまでが、相殺そのものを運用する上での基本方針。
戦術をどうするか、という話です。
ここからは戦略的な話。色と、デッキタイプをどうするか。
相殺が一番力を発揮するのは、全て相殺する!という
ガチガチのコントロールとしてよりも
ソフトロック的な扱いをしたときだと思うんですよね。
ちょっと時間を稼いで貰う程度の。そして、その間にいかに勝つか。
そうなると、やっぱりクロックパーミになるのかなぁ。ありきたりですけども。
では色はどうするか?
それを踏まえた上で、今回の主軸でもある占術持ちのカードを見てみませう。
さて、2マナインスタントで占術持ちのカードには何があるかな?
ふむふむ……?
まずマグマの噴流。強い。いいねいいね、赤いいよ。
次!
テル=ジラードの正義。どうしようもない。
次!
卑しめる裁き。戦闘時限定なので、意味ない。
次!
……。
次?
あれ、次は?
うん、実はもうないんだ(マジでか)
ということで、占術刻印して頑張るってのは無理っすね。
セプターでなんちゃって独楽作戦は
マジで「完璧な作戦っスねーっ。不可能だという点に目をつぶればよぉ~」って感じ。
もうこの時点でモチベーションガタガタなんですけど
一応時間の把握みたいなのをたくさん積めば
何とかならないこともないような気がしなくもないかなぁ。
あとは占術の岩床と雪被り土地で、デッキトップが土地の確率を下げていけば。
うん、どうしても相殺の維持というか活かすことに躍起になって
デッキ全体のバランスが崩れていくんだよね。
2マナ縛りはやっぱり無理かな。そもそもセプター使うのが……とは思っても言わない。
もうちょい考えてみよう……。
コメント
《光り葉の待ち伏せ》とか《つっかかり》とか《渦巻沈め》とか。
でも2マナに寄せちゃうと、激突で勝つことが難しくなっちゃうか・・・。
重たいけど《妖精の先触れ》って手もあるか?
《ディミーアの魔除け》の3番目のモードも頑張れそうではある。
アドは失うが・・・まぁ普通に他のモード目的で使ってもいいし。
セプターに刻印するにしても悪くは無い・・・と、思う・・・いや・・・うーん・・・。
相殺引かなかった時に普通に除去や打消しとして機能し得る点は評価できなくもなし。
すっと出した相殺が、とりあえず機能するよ、程度でないときついね。
相殺が機能しても勝てるわけじゃないし。
だからあんまりライブラリいじれるカードはなくてもいいかも。
あとやっぱり、2マナ縛りは無理だな!